133.酸素欠乏気味

【携帯】
　頭頂部における頭髪の様子が芳しくないので、携帯のカメラで撮影。
　うむ、やはりよろしくない。ちょっと認めたくなかったので、なんども撮影→保存キャンセル、撮影→保存キャンセルを繰り返していたら、携帯のディスプレイに「作業領域が不足しています。うんぬんかんぬん～手ぶれ補正を解除します」というエラーダイアログが出た。
　そして、それっきり手ぶれ補正が設定できなくなってしまった。
　
　携帯の電源を落し、再起動してみたが復帰せず。
　
　
　確か、同じ症状が昔もあったはずで、その時のことをこの日記に書いたはずだ。
　
　2007/08/17の日記でそのことについて述べていた。しかし、肝心な「何をやったら直ったか」が書かれていない。
　
　バカバカ、昔の俺のバカ！
　
　
　とりあえず公式に不具合のメールでも送っておこう（この時、少々酔っていた）とドコモのページ見てたら、なんか格段に安い料金プランがいつのまにかできている。
　いつだってこうだ。わけわからんプランを新規で作って安くするくらいなら、既存のプランを安くしろと。わざと判りにくい説明をして、俺のような情報弱者から金をせしめているのだろう。
　　
　ムカついたけれどもはや携帯は必須装備なので、新しいプランに入ることにして、iモードを起動。料金変更のサイトまでたどり着いて、「ネットワーク暗証番号」なるものを入力しろと言われる。
　
　ああ、あの3回ミスると使えなくなる奴か。むかしiモードパスワードと間違えて、ドコモショップに持っていった記憶がある。
　その記憶はあるが、またしても設定し直した番号そのものを覚えていない。
　
　……ええい、ままよ！と4桁パスワードに使いそうな番号を入れてみた。しかし悉く弾かれて、またしてもドコモショップに持っていく羽目になってしまった。
　実に面倒くさい。今度こそ、忘れないようにしなければ。
　
　
　今度の番号は……あれ。そう、あれ。
　『中学時代』を連想する数字を含んだ番号。
　
　
　よし、日記に書いた。不思議と、日記に書いたことって結構覚えているものなのよね。細かいことは覚えてなくとも、「こんなことを書いた」っていう記憶が。

　未来の俺よ、携帯の暗証番号を忘れたら、この日記を見るんだ。
　
　そして、君がこの日記を見るまで頭髪が無事であるように、今の俺は少しずつケアをしていくことにするから。希望はたぶん残っていないだろうけれど、後悔だけはしないで欲しい。