288.手の甲のメッセージ

　しまった、頭が痛くて、帰りの電車の中で日記のネタが浮かばなかった。

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　帰り際に寄ったコンビニにて。

　レジに立ったのは若い女の子の店員。名札の下に「研修中」とついた紙が貼られてあって、なかなか初々しい。
　
　お釣りを貰った時、その子の手の甲を見て、吃驚する。
　
　マジックか何かで、手の甲にこまごまと文字が書いてあるのだ。
　さすがにどんな内容が書いてあるかまでは見れなかったけれど。
　
　白魚のような手を目指せとは言わんけれど、これって接客対応としてどうなのだろう。
　店長さんとかに見つかったら怒られるんじゃないのかな、と心配しながらオジさんは帰途につくのでした。