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SPA!という人が書いているブログのようなもの。主な内容は電波ですが、RPGツクールとか、ゲームの縛りプレイ(難度的なものではなく、嗜好的なもの)とか、やりたいことを適当に垂れ流しております。
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【ガンダムカードビルダー縛りプレイ】
 ルールはこちらを参照。
 
 
 いわゆる排出縛りにちょっとしたエッセンスを加えることで、GCBが神ゲーに見えてきました。
 
 末期とも言う。
 
 
 ・第32戦目~(2008/11/19)



【デッキ構成】
 前回と同様








#艦長
  ジェーン・コンティ
#隊長機 
  ジャン・リュック・デュバル/ドム・キャノン(複砲仕様)
  ショットガン/シールド(ST)
#2番機 
  デニム/ザクⅡ改
  ザク・マシンガン
#3番機 
  ジーン/ザクⅡFS型
  ザク・バズーカ

#コスト 700/700


【所持カード】









#予備カード
 キャラ(6/6)
   ガルマ・ザビ
   シン・マツナガ
 メカニック(5/5)
   ザクⅠ・スナイパー
   陸戦型ザクⅡ(フェンリル隊仕様)
 武器(6/10)
   試作ビーム・ライフル
   スパイク・シールド(ゲルググM)
 カスタム(4/5)
   操縦マニュアル
   定置迎撃
   予備弾倉
   ワイドレンジスコープ






***
<→続き>
 
 ジーンの乗る『角付き』のレーダーは、後方の味方機の存在を捉えている。チャンスを活かそうとしないテストパイロット上がりの少佐と、うだつの上がらない万年曹長の他に、どこの馬の骨とも知らない陸戦ザクの部隊たちだ。

 ミノフスキー粒子下では、レーダーの精度などあまり信用できるものではない。現に『アーント・コンティ』からの通信は、ジーンにはただのノイズにしか聞こえなくなっていた。もっとも、たとえ無線が良好であっても、ジーンは通じなかったことにするつもりだったが。
 

 ミノフスキー粒子下の戦闘は、混戦となることが多い。下手すれば現在のジーンのように部隊間の通信も阻害されることもある。
 だからMSパイロットは、非常の場合において自己の判断で行動することが「概ね」許されていた。そして、その戦場で功績をあげれば、たとえ命令違反であっても不問に付されることが常であった。これはまだ誕生して間もないジオン軍独自の風潮である。
 
「へっ! 手柄を挙げちまえば、こっちのものよ」
 ジオン軍部が注目するこの作戦は、彼にとって千載一遇の舞台であった。
 ましてや、討った相手が『白い奴』となれば、ジーンは二階級特進、そしてジオンの英雄である。そうとなれば地球に残ることも無く、エースパイロットとしてサイド3に凱旋する日も近い。
 
 
 ジーンが耽っていると、一筋の光がザクⅡFSの側方に走っていった。連邦軍のビーム・ライフルによる攻撃だ。『角付き』のセンサーが予測発射ポイントを捉える。
 後方のデュバルたちが、ジーンの方向に機動を開始するのを確認し、ジーンはほくそ笑んだ。彼らもようやく重い腰を上げたようだ。しかし陸戦ザクの反応が1機少ないことに、ジーンは気づかなかった。
 
 どこぞの航空部隊がミノフスキー粒子をぶちまけたのかは知らないが、あたり一面はミノフスキー粒子で溢れかえっている。無線状態が酷く、デュバルとデニムの怒声も途切れ途切れでしか聞こえないが、それはジーンにとって都合が良かった。
 

「後から来て親の総取りったって、そうは行きませんぜ」 
 ジーンは耳障りな通信を切り、機体の識別信号も切って、樹海の中へと潜っていった。視界の悪い場所に潜み、ガンダムの射界からも、味方機の視界からも隠れるためだ。
 ジーンは森の中で機体を静止させ、敵味方どちらにも発見されないように巨体の身を屈めさせた。放熱量も駆動音も最低限にした『角付き』は、森の一部と化した。

 


「ジーンめ、バカなことを!」
 デニムは猛っていた。ジーン軍曹はシャア・アズナブル少佐の部隊にいたころから功を焦るフシがあった。恐らくはジオンのエースたるシャアの輝かしい戦歴に、羨望と嫉妬を抱いていたのだろう。
 デニムはそれを知っていたからこそ、彼が無茶をしないようにフォローしていた。
 だが、ジーンの抑えてきた感情が、ついにこの特命に係る作戦で爆発してしまったのは、誠に不幸としか言いようが無い。

「デュバル少佐、『K2』の脚なら離脱可能です! ここは我々にお任せください!」
 デニムは迂闊なジーン軍曹と違い、ガンダムを過小評価しない。たとえいくらか連邦軍の喧伝が混じっていようとも、敵MSの性能はザクを凌駕しているのだ。そのためにはできうる限り被害を少なくした上で、一刻も早く援軍を呼ばなくてはならない。デニムは自分を盾にすることが、ジオン軍人として最良の選択と思えた。

「それはできない。ザクで敵の機動性に対抗できるとは思えん」
「しかし、少佐! いくらドム・タイプでも……」
「牽制機動は私が行う。諸君らはガンダムの足が止まったところを最大火力で狙え」
 デュバルの声は陸戦ザクの2機にも届いた。
「JC01、了解」
「JC03、やってみせますよ」
 陸戦ザクはフットミサイルの発射準備に入った。

 デニムは、ジーンの行動が気にかかっていた。しかし今や『角付き』の位置は、ミノフスキー粒子と樹海の中に紛れたのか、判別できなくなっている。
 ――貴様、一体何を考えている!
 デニムは眼前の森に目を凝らした。



***
 


 


 白い悪魔が、木々を吹き散らしながら、宙に舞った。
 手にしたライフルから放たれたビームが、ドム・キャノンの肩部防御装甲を吹き飛ばす。腕ごと持っていかれなかったのは幸いだった、が。
 ドム・キャノンのショットガンも、ツイン・ミドル・キャノンも『白い奴』の装甲には歯が立たなかった。効き目が多少はあると思われるドムのヒート・サーベルは、そもそもこの砲撃戦用タイプの機体ではオミットされている。

「打つ手なし、か!?」
 ガンダムに近寄られたら、ザクではなす術も無い。デュバルは必死でガンダムに隙を作ろうとしたが、敵の反応は尋常ではなく、自分の身を守るのに精一杯だった。
 
 不意にガンダムが距離を詰めてきた。トドメを刺そうというのか。デュバルは半ば反射的にショットガンのトリガーを引いたが、それを見越していたかのように散弾はシールドで防がれた。

  このパイロットは『違う』!
 
 
 ガンダムはシールドの上からドム・キャノンに体当たりを重ねてきた。重量比的にはドム・キャノンに分があるはずだが、ホバー走行の不安定さと、予想もしない敵パイロットの行動に、デュバルの機体は体勢を崩した。

 そのままの勢いでガンダムは倒れたドム・キャノンを飛び超える。『白い奴』はドム・キャノンの撃破を後回しにして、追撃を優先したようだ。
 
 空中のMSに向かって、ザク達は全武装を放ってこれを迎撃するが、シールドを使い物にならなくさせただけで、ガンダム本体に大きな損害を与えることはできなかった。ガンダムは降下際にビーム・ライフルを森の影に向かって放った。着弾点に居たのは、ガンダムをバズーカで狙撃しようとしていた陸戦ザクの1機だ。
 大きな閃光と、大地を震わす振動が生まれた。

「JC03、大破!」
 陸戦ザクの最後のパイロットが叫んだ。ガンダムが撃破したザクの側に着地する。

「おのれっ!」
 ザクⅡ改と陸戦ザク『JC01』は、ザク・マシンガンを掃射した。それは乾いた音を立てて、ルナ・チタニウムの装甲に弾かれた。反撃とばかりにビーム・ライフルが煌くと、陸戦ザクの左腕ごと、マシンガンが吹き飛んだ。
 つづいて、銃口がザクⅡ改のコックピットに向けられようとする。デニムは死を直感した。
「スモークを使うぞ! 離れろ!」
 『JC01』のパイロットが叫んだ、その時だった。


 あらぬ方向からガンダムに向かって砲弾が飛んだ。伏兵のジーン機の攻撃である。
 自分の手でガンダムを倒すためなら、仲間の機体を危険に晒しても構わなかった。だから先ほどの一斉掃射で、彼はガンダムを狙える位置にありながらも、トリガーを引かなかった。
 
 ガンダムは背部ランドセルにザク・バズーカの直撃を受けてバランスを崩した。
 
 このジーンの奇襲は、功を奏したかのように見えた。
 



 しかし、デニムの窮地を救うために、陸戦型ザクⅡの『JC01』は、目くらましとして煙幕(スモーク・ディスチャージャー)を張っていた。通信を切っていたジーンは、当然『JC01』の警告など耳に入らない。
 倒れたガンダムに止めをさそうと、飛び込んだザクⅡFSの視界は、とたんに白く染められた。
「な、何だよこれは!?」
 攻撃すべき目標を見失い、ジーンは狼狽した。苦し紛れに頭部バルカンなどを撃ってみたが、白煙に包まれるばかりで何にもかすりもしない。


「ジーン軍曹、一度離れるんだ!」
 デニムのザクⅡ改が、外部マイクで叫んだ。

 ――敵の背中をやったんだ、チャンスは今しか無いだろう!
「だからアンタはいつまでたっても曹長止まりなんだよ!」
 通信は切れているので、ジーンの声はデニム曹長には届かない。
 
 やがて白煙の中から、うっすらと白いMSの背中が見えた。背部ランドセルから火花が散っているのが目印となっていたのだ。
「それ見ろ、こんなチャンスで外しっこねぇ!」
 もう一撃ランドセルに喰らわせて、完全に動けなくさせてやる!
 ジーンはザク・バズーカを構え、これまでに無く慎重に狙いを定めた。早鐘のように鳴る鼓動を抑えながら。

 そして『角付き』がザク・バズーカの引き金を引くコンマ数秒の前に。
 白煙の中のガンダムが上半身を捻って後ろを振り向いた。
 
 完全に後ろを取っていたはずなのに、既にガンダムはビーム・ライフルの照準を『角付き』に合わせている。 
 ジーンが驚愕したその瞬間。縮退したメガ粒子の帯が、『角付き』を正確に貫いた。

 ガンダムを仕留めるはずのザク・バズーカの砲弾は、その衝撃であらぬ方向に飛んでいった。
「こんなもんじゃねぇんだ、俺の実力は……!」
 ジーンの苦悶の声は、最後まで発することはできなかった。
 腰部の核融合エンジンが爆発して、ザクⅡFSとジーンの肉体は炎と共に四散したからだ。

 




 再び眼前で部下を失ったデニムは、反射的にその身を動かしていた。彼を突き動かすのは命令ではなく、彼自身の憤りだった。
「よくもジーンを!!」
 『角付き』の最期の光芒に飛び込み、ガンダムの不意をついて急接近する。そして70トン近い重量で、白いMSを地面に押し倒した。木々が巨人達の戦いに巻き込まれ、何本もへし折られていく。
 
 デニムは赤熱したヒート・ホークをガンダムに叩きつけた。
 初期型よりいくらか改造強化され、さらにはデニムの気迫も手伝ったのか、その熱斧はガンダムの首元の装甲にめり込んだ。デニムのザク改は、馬乗りになったまま、何度も何度も白い悪魔に斧を振るった。
 ガンダムの頭部バルカンが火を噴いて抵抗する。その内の何発かが、ザクⅡ改の胸部に命中した。貫通こそしなかったものの、鉄片がコックピット内に飛散する。デニムはそれらの破片がパイロットスーツを切り裂いて、自分の身体に食い込んでいくのを感じた。
 
 それでもデニムはヒート・ホークを打ち込むのを止めない。
 激しい打撃に、ついに斧の刀身がその衝撃に耐えられず、根元から折れ曲がった。その隙をついてガンダムのバルカンが、ザクⅡ改の身体に細い穴を穿った。
 デニムは諦めない。ヒート・ホーク放り捨てると、もう片方の腕が装備しているザク・マシンガンの砲身をガンダムに突きつけた。狙いは、ヒートホークの攻撃で打ち破られた装甲の隙間だった。
「ぬぉぉぉぉ!」
 デニムはありったけの残弾を、内部機構が露出した箇所に打ち込んだ。
 
 ドラムマガジンの弾倉が空になって、一瞬の静寂が訪れる。既に目くらましの白煙は晴れていた。
 ガンダムは生き物のように脈動した後、血の代わりに首元から爆炎を上げて機能を停止した。
 



「デニム曹長、応答せよ!」
 ドム・キャノンが駆けつけた時には、ザク改とガンダムの死闘が終っていた。
 両者ともその力を使い果たしたかのように、微動すらしない。
「デニム曹長!!」
 
 デュバルの声に反応したのは、ガンダムのほうだった。ゆっくり起き上がろうとするそれは、頭部を失ったうえに、各部にも深刻なダメージを負っている様子だった。デュバルはショットガンの照準を合わせたが、デニム曹長のザクⅡ改が盾となって撃つことができない。
 突然、ガンダムの胸部装甲が弾けた。その衝撃で、ザクⅡ改はぐらりと地面に倒れ込んだ。 ガンダムの破損した上半身がパージされると、そのままガンダムの腹部ブロックが下半身から外れ、空中に浮かび上がった。
 
「脱出ポッドか?!」
 
 デュバルはそれをショットガンで狙い撃ったが、瞬間に四角い箱状のメカは、小さな戦闘機に変形して大きく急上昇した。そして、ジオンのMS部隊の武器が届かない高度まで到達すると、嘲笑うかのように彼らの上空をぐるりと一周した。そして、大きく旋回して何処かへと飛び去っていった。
 

 

 デニムは、ザクⅡ改のコックピットのなかで必死で意識を繋ぎとめようとしていた。視界は赤く染まり、自分が怪我を負ったのだという自覚はあったが、痛みは感じられなかった。
  
 倒れこんだザクⅡ改の中で、彼はジーンを撃破した連邦軍のパイロットが脱出する一部始終を見ていた。機体を起こそうにも、細かなバルカンの弾丸がいくつもザクⅡ改に食い込んでおり、これ以上の戦闘どころか、本隊への合流も不可能のようであった。
 被害状況を報せるモニターには、ザクⅡ改の左半身が真赤に明滅している様を示している。デニムは融通の利かないコンソールの操作を諦め、うなだれた。
 
「……すまん、ジーン」

 デュバル少佐の呼びかけにも応えられず、そのままデニムは意識を失った。






【戦闘内容】
#11月19日(於:リボー・コロニー森林エリア)

#32戦目 対戦相手
ガンダムアムロ・レイ(メット)搭乗> → ジーン機(ザクⅡFS型)を撃破
 対戦結果『勝利』

#開封予定ピロー×1


***

【ユニットロスト】









#キャラクター
  ジーン <Lv2>
#メカニック
  ザクⅡFS型
#ウェポン
  ザク・バズーカ
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