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SPA!という人が書いているブログのようなもの。主な内容は電波ですが、RPGツクールとか、ゲームの縛りプレイ(難度的なものではなく、嗜好的なもの)とか、やりたいことを適当に垂れ流しております。
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【ガンダムカードビルダー縛りプレイ】

 ルールはこちらを参照。
 
 ちなみにガノタですが、あまり訓練されていないガノタなので、考証や表現に間違いが多々あることをこの場を借りて深くお詫びいたしますん!

 
・第2戦目~(2008/10/29)



【デッキ構成】





#艦長
 ジャン・リュック・デュバル

#隊長機 
 ジーン/ザクⅡFS型
 ザク・マシンガン/ザク・バズーカ/予備弾倉

#2番機
 バーナード・ワイズマン(ST)/ザクⅡ改
 試作ビーム・ライフル/シールド(ST)/ワイドレンジスコープ

#総コスト
 585/700



【所持カード】







#予備カード
 キャラクター(3/6)
  なし
 メカニック(2/5)
  なし
 ウェポン(4/10)
  なし
 カスタム(2/5)
  なし





***


 バーニィたちの部隊は、砂漠地帯にある物資集積所の守備をしていた。
 
 その物資集積所は、軍事的にさほど重要な拠点ではなかった。普段駐留しているMSもザクⅡ地上戦仕様のJ型2機に、MS-07Bグフ1機だけである。しかし1週間ほど前に「大きな攻略作戦がある」という理由で、稼動状態にあるMSは、全てザビ家の私設軍隊とも称される某部隊に接収されてしまったのだ。
 この基地に残った戦力は、作業用のザク・タンク2台に数機のマゼラ戦車及び戦闘ヘリコプター。連邦軍のMSはたびたび警戒ラインに出没し、いつ攻撃が始まるかもわからない状態であった。
 バーニィたちが補給物資の受領のため、この集積所を訪れたのはつい昨晩のことだった。そしてそのままなし崩し的に、輸送機が到着するまでの間、集積所の守備の要請を受けたのだ。

 
「接近中のMSは2機! FSは南Dブロック、FZは東Bブロックに接近中の敵MSを迎撃せよ!」
 オペレーターは、バーニィとジーンにそれぞれ別々の敵を当たらせるように指示した。あの口の悪い上官と離れられる。しかしバーニィの中には安堵とも不安とも、どちらとも取れない感情が生まれた。
「おいィ! なんか右腕からやばい音がするぞ! 整備班は何をやってたんだ!」
 出撃前の軍曹の八つ当たりは毎度のことのようだ。
 前回の出撃で『緑色』のビームスピアに切断されたザクⅡFSの右腕は、基地帰投後にすぐさま整備班の手によって接合、修理されていたはずだ。ここ数日の間は特に何のトラブルもなかったので、もしかするとジーン軍曹なりに緊張をごまかそうとして声を張り上げているのかもしれない。
 バーニィはコックピットの中でひとり苦笑した。既に初の実戦は経験している。自分も戦闘の緊張に慣れるため、あえて笑うことで自分を落ち着かせようとしたのだ。
  

 
「ファットアンクル、第二滑走路に緊急着陸します! 消化班出動急げ!」
 オペレーターの声にバーニィは上空を見た。2基のローターを備えた巨大ヘリコプターが、黒煙を上げながら高度を下げて来るのを確認した。
 この機体はその見事な『腹』に豊富なペイロードを誇り、ジオン軍で最も普及している輸送機と評価されていた。しかしそのボテっと太った外見は、おおよそ戦闘には向かず、敵にとっては見るからに美味しそうな獲物でしかないだろう。(中身が詰まっているか詰まっていないかは別として)
 事実、今日の連邦軍の襲撃も、このファットアンクルの追撃戦から始まったことだった。補給線が伸びきったジオン軍の部隊にとって、物資を満載した輸送機が撃墜されることは喉元に刃を突きつけられることに等しい。敵が目の色を変えて追いかけてくるわけだ。
 
 半ば墜落するような形で、ファットアンクルは着陸した。それをサイドモニターで見届けて、バーニィはザクⅡ改を前進させた。
「FZ、地形データを転送した。見方は判っているな」
 後方のサムソンで待機しているデュバル少佐から、指示が飛ぶ。ザクⅡ改の前面モニターに周辺図が映され、青い光点は集積所の防衛目標、赤い点は攻撃目標を示していた。集積所全域を拡大したところで、バーニィは非難の声を上げた。
「こっち側は防衛目標ばかりじゃないですか!」
 滑走路。ビル。兵舎。倉庫。格納庫。エネルギープラント。貯水塔。固定トーチカ。搬入途中の物資。
 小規模の基地とも呼べる施設が東Bブロックには集まっていた。それに比べてどうだ。ジーン軍曹の向かった南側は、だだっぴろい砂の海が広がっているだけだった。
「適材適所だろう。軍曹に任せるより、君に行ってもらった方が被害は少ない。そう判断した」
 確かに、ジーン軍曹は弾を『命中させる』ことではなく、『発射する』ことに重きを置いている節がある。この部隊のMS用弾薬が尽きることあれば、それは間違いなく軍曹の無駄弾のせいだ。
 バーニィは腰部ラックに装備してあるハンド・グレネイドの弾数を確認した。前回の戦闘では一度も使ってない。もしかしたらジーン軍曹が自分の機体から勝手に拝借してたりしていないか心配になったが、さすがにそのような事はなかった。
「グレネイドは攻撃範囲が広く、味方や防衛目標を巻き込む恐れがある。ここでの使用はなるべく控えてくれたまえ」
 バーニィ機の挙動に気がついたのか、デュバル少佐は、そう忠告した。








「また、大砲付きか!」
 バーニィは前方で集積所の施設を破壊しているMSのデータを照合した。確かに前回の戦闘で交戦したRGC-80ジム・キャノンと一致した。100mmマシンガンに青色のシールドと、手持ち武装まで同じだった。

 遠くから肩部キャノンを撃たせるわけにはいかない。幸いなことに、ジム・キャノンは足元の倉庫を踏み潰すことに専念しており、ザクⅡ改の存在に気がついていない迂闊な奴だった。
 大きな建造物の裏に身を潜め、バーニィはビーム・ライフルで狙撃するチャンスを伺った。友軍の基地内で無駄弾を撃つわけにはいかない。だから自分がこちらの守備に回されたのだ。
 その頭上をバタバタと騒がしい音を立てて、友軍の戦闘ヘリコプターが飛来していった。そのままジム・キャノンの方に向かって直進していく。攻撃を加えるつもりなのか。
「MS相手に……無茶だ!」

 航空戦力はMSにとって天敵ともいえる存在であった。ただしそれは、高高度からの編隊爆撃などの攻撃による話であり、低速機がMSに肉薄して攻撃を加えるなど、自殺行為に他ならない。
 戦闘ヘリコプターは出会い頭に有線ミサイルを発射した。直撃すればタダではすまないが、ジム・キャノンは左腕に装着していた青色のシールドで防ぎきった。ヘリはそのまま無謀にも搭載機銃で攻撃を続ける。
 バーニィは友軍ヘリの吶喊に突き動かされる形で、自機を突進させた。ジム・キャノンは頭部バルカン砲で戦闘ヘリを補足し、迎撃していた。小さなヘリにはなかなか命中しなかったが、その火線がかすったところで、ヘリは風に舞う枯葉のように吹き飛んで、爆散した。ここに至り、ようやくジム・キャノンはザクⅡ改の接近を察知した。
 
 バーニィは吼え、試作ビーム・ライフルを放つ。防御態勢を取っていたジム・キャノンのシールドに命中させたが、それ以上のダメージは与えられなかった。
『相手が防御に徹している時は、機動を生かして格闘戦に持ち込むのが望ましい』
 バーニィが訓練生だった僅かな期間、教官にはそう教えられた。それが何故有効なのかは、訓練時代には知りえなかった。しかし今となってその教えが生きる。シールドなどで防御の構えをしている機体は、著しく視界が制限されるのだ。MSにもレーダーや各種センサーは装備されているが、パイロットとして未熟な兵は、一度カメラモニターの視線で捉えた相手を見失うと、それを再び確認するまでにタイムラグが生まれる。その瞬間こそが、距離を詰めて近接格闘兵器を振るうのにもっとも適したタイミングなのだ。
 バーニィは相手が盾を構えているのを視認すると、ザクⅡ改を右側へとステップさせた。ザクⅡ改のスラスターは、燃費こそ悪いものの、数秒の間なら擬似的なホバー走行を可能とさせている。そして、そのままフットペダルを踏み抜く勢いで全速機動を行うと、急激なGがバーニィの身体にかかった。
 ザクⅡ改はジム・キャノンの側に着地。ヒート・ホークはすでに灼熱の刀身をたぎらせている。距離を詰められ狼狽しているジム・キャノンに対し、バーニィは切りかかった。振り下ろされたヒート・ホークは、左腕シールドを易々と切り落とした。
 MSの格闘戦において、シールドは使い捨てでしかなかった。一度相手の格闘武器を防いでから反撃するなり、潔くシールドを投げ捨て目くらましとするなど、歴戦のMS乗りは盾に頼らない。
 このジム・キャノンは違った。盾を失ったことに動揺したのか、再び振り下ろされたヒート・ホークに対して、もう片方の腕で胴体をかばった。バーニィは固い衝撃を感じた。モニターを見ると、ジム・キャノンの右腕は、100mmマシンガンを握ったまま、そいつの足元に転がっていた。
 
 これはチャンスとバーニィは高揚したのも束の間、ジム・キャノンの頭部バルカンが火を噴いた。思わず目を閉じ衝撃に備えると、甲高い金属音がコックピットに響いた。補助兵装と言え、至近距離でその速射を喰らえば、何発かはザクの装甲を貫通することもある。その一発がコックピットの中に居る人間を死に至らしめることもあるのだ。
 しかし1秒も経たない間に、射撃は止まった。弾切れのようだった。
 ジム・キャノンはバーニアを吹かして後方に飛んだ。距離を取られれば、あのキャノンで狙われる。バーニィは最初の「無駄弾を撃たない」という目標を忘れ、上昇中のジム・キャノンに向かってビーム・ライフルを乱射した。死にたくなかったからだ。その内の一閃が、ジム・キャノンの右脚をもぎ取った。
 落下した敵は防衛目標のビルの上に落下した。激しい轟音とともにコンクリートの壁が崩れ、ジム・キャノンはその残骸の中に埋れた。
 
 バーニィは全身からどっと汗が噴出すのを感じた。荒くなっていた息を整えるため、大きく深呼吸をする。
「おう、そっちは片付いたのか」
 南側からジーン軍曹の『角付き』がやってきた。損傷らしい損傷は負っていない。バーニィはいまだ、この軍曹の実力を測りかねていた。
「しこたま撃ったらよ、敵さん逃げていきやがったぜ」
 バーニィは軍曹の機体の方に向き直り、腰部の武器ラックを拡大して見た。予想通り予備弾倉の分まで使ったらしい。
 このハッピートリガーめ、とバーニィは独り言をつぶやきたくなった。
 その時だった。

「そいつ、動くぞ!!」
 軍曹が叫ぶ。地図の赤い光点は消えていなかった。ジム・キャノンが再起動したのである。ビルの残骸を払いのけるように、その体躯を起き上がらせようとしていた。しかし右脚を失い、自立を諦めたジム・キャノンはその場で最後の攻撃に出ようとしていた。肩部キャノンが射角を調整し、頭部カメラアイが目標を補足した。
 そして、砲弾が発射される。それはバーニィたちの頭上を越えていった。
「どけっ!!」
 ジーン軍曹はバーニィの機体を押しのけた。彼を守るためではなく、単に彼が邪魔だったからだ。
 2発目の砲弾が発射された。『角付き』は崩落しかけたビルに向かって走り、ヒート・ホークを抜き放った。3発目と同時に、ヒート・ホークが振り下ろされ、ジム・キャノンの頭部がかち割られた。しかし、加熱が不十分であったのか、機体を溶断するに至らない。ジーンは一度ヒート・ホークを抜き取ると、止めとばかりに大きく振りかぶった。
 4発目はぎりぎりザクⅡFSの顔面を掠めていった。つんざくような音がジーンの耳を振るわせるが、構わず2撃目を喰らわせた。今度こそ、ヒート・ホークはジム・キャノンのコックピット部分まで到達した。

 また、だ。肝心な時に自分は動けない。バーニィは後悔した。
「ファットアンクル、機関部に被弾!退避急げ!」
 その通信が聞こえた数秒後、バーニィは、後方で大きな爆発が起きるのを感じた。
 

 バーニィはMSを降りた後、ジーン軍曹に4回頬を打たれた。デュバル少佐は何も咎めなかったが、その後、MSに搭乗して、集積所のザクタンクと共に、損壊した施設の後始末を手伝うように命じた。
 
 数時間かかってその作業が終わり、バーニィは帰投の準備の為、ザクⅡ改をサムソントレーラーに収容させた。エンジンを停止させ、防塵用のカバーがかけられるとコックピットの中は漆黒に染まった。
 緊急時に備えて、MSパイロットはMS搬送時にもコックピット内で待機することになっている。

 2度の実戦を経て、だんだんと自分とこの機体が一体化するような感覚を掴んできた。だからこそ、今日の戦闘でも連邦のMS相手に有利に戦えていた。
 しかし……
 
 確実に止めを刺すことを忘れ、その結果、輸送機を一機失う羽目になった。明らかに任務失敗である。
 今になって、ジーン軍曹に殴られた頬が痛くなってきた。バーニィは痛みを抑え付けるかのように、顔を横にして頬をシートに押し付けた。
 自分は兵士に向いていないのではないだろうか。そんな疑問がふつふつと湧きあがって来る。

「あのファットアンクルには、うちの部隊の補充物資が詰んであったんだってよ」
「けっ、それじゃ俺たち無駄骨だったってわけじゃねぇか」 
「こいつにスクラップでも持って帰らせるか?」
 ザクⅡ改の外部マイクはつけっ放しになっており、同行してきた整備班員たちの軽口を拾っていた。それを聞いてバーニィはいよいよいたたまれなくなり、外部マイクのスイッチを切った。






【戦闘結果】

#10月29日(於:ゴビ砂漠第3物資集積基地)

#2戦目 対戦相手
  ジム(指揮官用)
  ジム・キャノン
 対戦結果 『引き分け』

#3戦目 対戦相手(シミュレーター)
  イフリート改
 対戦結果 『大敗』

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