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SPA!という人が書いているブログのようなもの。主な内容は電波ですが、RPGツクールとか、ゲームの縛りプレイ(難度的なものではなく、嗜好的なもの)とか、やりたいことを適当に垂れ流しております。
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【ガンダムカードビルダー縛りプレイ】


 ルールはこちらを参照。

 去る10月22日にバージョンアップが行われたガンダムカードビルダー0083。これを機に連邦からジオンに鞍替えし、いろいろな制限・ルールを設けて自分なりにプレイしてみました。これはそのプレイ記録です。
 一番大変なのは「痛い小説風なテキスト」をうpしていかなければいけないという制約です。それがだんだん楽しくなってきた私は変態紳士なのでしょうか。
 ちなみに以前はmixiで書いていたんですが、なんか息苦しくなってきたので、こっちに移ってきました。ついでに少し文章を改訂しています。

・チュートリアル(2008/10/28)


【スターターパック購入】


#ジオンスターター バーニィセット
[U]ジオンキャラ  バーナード・ワイズマン
[U]ジオンメカ   ザクⅡ改
[C]ジオンキャラ  ジーン
[C]ジオンメカ   ザクⅡFS型
[C]ジオン武器   ザク・マシンガン 
[C]ジオン武器   ザク・バズーカ
[C]カスタム    ワイドレンジスコープ
[C]カスタム    予備弾倉



***


「おい、聞いてるのか、新米!」
 独特のがなり声がノイズ交じりに聞こえ、我に返った。
「は、なんでありますか、ジーン軍曹殿」
「ボーっとしてんじゃねぇよ。シミュレーターだからといって、気を抜くんじゃねぇぞ」



 
    



 この上官ははっきりいって苦手だ。
 噂によると、あの連邦の「白い奴」と初めて戦ったMSパイロットだと吹聴して回っているようだが、それが事実なら、こんな辺鄙なところでMS――人型機動兵器――の試験パイロットなどしているはずもない。
「次のシーケンスに行くぞ。ヒート・ホークの使い方はわかってるか?」
「大丈夫です」
 モニターには機動戦闘モードを示す黄色のマーカーが表示された。同時に、前面に連邦軍の量産型MS『初期型ジム』のシルエットが映し出される。格闘訓練の成績は悪くなかったけれど、実際にこんな近くで敵と斬りあったりする度胸なんか、ない。
「実機での模擬戦はやったことがあるか?」
「ありません。シミュレーションを何回かこなしただけです」
「へっ、こんなのが使い物になるのかねぇ」
 上官の悪態にイラつきながらも、用意されたプラグラムを走らせ、計器を読み取りながらレバーを握った。


 俺はバーナード・ワイズマン。階級は伍長。ハイスクールを卒業と同時に軍隊に駆り出された新米兵士ってやつだ。
 どういう因果かわからないけれど、『ナントカ機関』てところでパイロット適性を見込まれたらしく、特命でこの『第53独立機動戦隊』という部隊に放り込まれて早数日っていう状態だ。
 実を言うと、この部隊が何を目的として行動しているのか、それすらも良く判っていない。ただ、言われるがままにモビルスーツのコックピットに座って、口の悪い上官と一緒にMS戦闘のシミュレーションを繰り返しているだけだ。


「バーナード・ワイズマン伍長。予定のプログラムを中断し、ブリーフィングルームへ」
「了解」
 オペレーターの通信に短く返事をする。ジーン軍曹の悪態が聞こえたような気がしたが、あえて無視することにした。



【戦闘結果】
#チュートリアル終了

#ピロー開封×1

[U]ジオンキャラ ジャン・リュック・デュバル<GET!








***

「テストの結果は良好だ」
 言葉とは裏腹に、第53独立機動戦隊MS部隊長のジャン・リュック・デュバル少佐は明らかに不機嫌そうな顔だった。
 俺がテストしている機体は、形式番号MS-06FZ、通称『ザク改』だ。その比較対象として動いているのが、ジーン軍曹の『ザクⅡFS型』。整備班によると、あの口うるさい軍曹殿は『角付き』という理由だけでザクⅡFSの搭乗を希望したと言うから、出世欲の深い人だというのが良くわかる。苦手意識もその嫌悪感が関係しているのかもしれない。

「あの新型のザクは君に預ける。実戦でも期待しているよ」
 吐き捨てるように、そう言った。いよいよデュバル少佐の眉間には皺が寄り、額には血管が浮き出そうになっている。
「あのぅ、少佐」
「何かね!」
 あまりの剣幕に、びくっと身体を振るわせた。とても怒っている理由を尋ねられる状態ではない。とっさに質問を切り替えることにした。
「え、ええとですね。少佐は、大変腕の良いMSパイロットであらせられると、お聞きしました」
「それで?」
「何故、自分のような新兵に新型MSのテストを任せられたのでしょうか?」
 言っては見たものの、これは上官に対しては失言だった。怒号をぶつけられるのかと身を強ばらせる。
 
「……は、デマゴーグに敗れたのだ……」
 予想と反して、少佐は遠い目をして呟いた。
「な、何ですか?」
 ふと見せた虚ろな表情は、すぐに消えた。
「私はな、ジオニック社のモビルスーツには乗らないことにしているのだよ。たとえ総帥府からの命令だとしてもな」
 そうとだけ言うと、少佐は足早にブリーフィングルームを出て行った。
 

 緊張の糸が切れて、どさっと近くの椅子に座り込む。何か良くわからないが、複雑な事情があるようだ。額の汗をぬぐい、渇いた喉を鳴らす。
 そういえば、少佐は何か重要なことを言っていたような気がするが……
 
「……実戦だって!?」




 基地に敵接近の警報が鳴ったのは、それからすぐのことだった。急いでMSハンガーに向かうと、ジーン軍曹はいつものように整備班に威張り散らしていた。
「バカ野郎! マシンガン1本だけで戦えるわけないだろう! バズも持たせろ、予備弾倉つきでな!」
「持ってくのは構いませんけれどね、ちゃんと当ててくださいよ!」
 整備班の喚きを聞きもせず、軍曹はこっちを見つけるとさっそく因縁をつけてきた。
「おう、新米。見れば判ると思うが、俺のが隊長機だ。戦場で勝手な真似すんじゃねぇぞ!」
 クイっと、親指で自分のMSを指す。





「は、軍曹殿!」
 上辺だけの敬礼を返す。それでも軍曹は満足気だ。
「よぅしよし。ほれ、さっさと自分の棺桶に入りな!」
 言うだけ言って、軍曹はさっさと『角付き』に乗り込んでいった。こんなことやっている場合ではない。早く自分もMSに搭乗しなければ。

 乗降リフトを操作して、ザクⅡ改のハッチを解放。さっとコックピットに身を滑らせる。ハッチを閉めようとしたところで、ザクⅡFSの巨体が視界に入った。
「FZ、発進準備を急げ!」
 言われなくてもわかっているさ! 緊張で計器をチェックする手が震える。これは実戦なんだ。頭を振って、思考回路を切り替える。不意に外部モニターから担当メカニックの通信が入った。
「手持ち武器はほとんどジーン軍曹が持っていっちまったよ!」
「じゃあ、何で戦えばいいんですか!?」
「試作のビーム・ライフルがある! 『角付き』では出力が足りなかったが、お前さんのザクならいけるはずだ!」
 サブのモニターに試作武器のデータが映し出された。所々、スペックの値に『評価中』を示すオレンジのアラートが表示されている。
「テストもなしに、いきなり本番ですか!」
「本当なら、後日それのテストをやる予定だったんだがな。FCSにはデータが入れてある、細かい調整はその場でやってくれ!」
「っ…了解!」
 もはや、やけくそ気味に答えた。万全な状態で戦えることなんて稀だっていうのはわかっている。そこに在る物、要る人員、使えるMS。それを総動員して戦わなきゃいけないんだ。MSが壊れたら、現地で修理して戦えっていう、そういうことなんだろう。


 重い音がして、ハンガーの扉が開く。
 戦場は荒野。日は陰りつつあったが、砂のノイズが激しく舞っている。
「さっさとしろ、新米! へへっ、敵を倒すには早いほどいいってね!」
 言うなり『角付き』は重たい足音を響かせて、荒野へと出撃していった。
 
「敵部隊は輸送機1機、MS3機!うち2機はジム・タイプ、残り1機はデータ照合する機体ありません!」
 オペレーターの報告が聞こえた。まさか、あの『白い奴』がいるのか? 
 ……くそっ、もうなるようにしかならないんだ。ターゲットは落すしかないんだ。深呼吸をして、実戦の覚悟を決めた。





「バーナード・ワイズマン、出ます!」
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