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SPA!という人が書いているブログのようなもの。主な内容は電波ですが、RPGツクールとか、ゲームの縛りプレイ(難度的なものではなく、嗜好的なもの)とか、やりたいことを適当に垂れ流しております。
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【ベアルファレス ネガティブプレイ記 part6】
 いよいよ中盤です。
 そろそろシリアス展開になってきます。
 今回はひとつのイベントパートのみ。
 

※始まりの終わり、終わりの始まり※

 太陽の神殿最上階で、冒険者の証とも言うべき『太陽の宝玉』を手に入れたウェルド君とディアス。
 しかし、帰途の途中で彼らの目の前に現れたのは、町のものがみな恐れる『紫の剣』でした。
 


 そして……


 
 
 場所は代わってオイゲンの酒場。
 いつものように酒を煽っていた冒険者達の間に、戦慄が走ります。
 
 実は、ウェルド君たちがカルスの棺桶に来る1年半前、同じような事件が起きていました。

 紫の剣を持った凶戦士……元は冒険者だった彼らが、ほとんど不死の恐ろしい化け物に変貌し、カルス・バスティードの住人を200余人を殺戮してまわったという忌わしい出来事。

 その剣で切られた者は、例えかすり傷であっても、傷口が徐々に腐って、身体の自由がきかなくなり、やがては確実に死に至るのだそうです。


 海千山千の冒険者たちも、その時の惨状を思い出したのか、みんな震え上がっています。
 「殺らなければこっちが殺られる!」と飲んだくれどもを叱咤するオイゲンですが、どうにも状況は最悪のようです。

 前回の襲撃では凶戦士が4人だったのに対し、今回は6人に増え、間の悪いことにバルデス兄貴やクムラン先生といったカルスでも指折りの実力者たちも、冒険に出ていて街を留守にしているのです。
 
 凶戦士たちの姿の中に、ウェルド君たち新米冒険者がいたという話を聞き、少しだけ複雑な表情を浮かべるオイゲンでしたが……
 
 
 
 なんとか雑魚冒険者達をまとめあげて、オイゲンは狂戦士の撃退に向かいます。
 
 
 
 「俺だって、嫌なんだよ……」

 悲壮な覚悟を背負って、酒場を後にするオイゲンさん。

 女房に財産持ち逃げされた男の背中が、悲哀を誘います。




※絶望的な戦い※
 深夜のカルス・バスティード。
 獣のような凶戦士の咆哮と、住人の断末魔の悲鳴が響き渡ります。
 
 当初の予想通り、凶戦士との戦いは苦しいものになります。なんとか善戦するオイゲン達ですが、凶戦士の圧倒的なパワーの前に、歴戦の冒険者たちも斃されてしまいます。

 もうだめぽ…と思われた時、そこに思わぬ援軍がやってきました。


 
 オイゲンたちの危機を救ったのは、引きこもりシスコン邪気眼不死者のファトゥムです。
 
 ファトゥムは強力な魔法で凶戦士を打ち倒して、とどめを刺そうとします。紫の剣に操られた者は殺す以外に方法がないのです。
 
 しかしその凶戦士こそが、主人公様のウェルド君なのでした。

 
 たとえ悪に操られていても、仲間の皆から忌み嫌われていても、主人公のピンチにはヒーローが駆けつけてきてくれるものです。そうでないと話が進みませんからね!
 
 というわけで、さっそく駆けつけてきてくれたのは偉大なる助司祭のカドモン様……ではなく、みんなの頼れるバルデス兄貴でした。タイミング良すぎですが、格好良すぎです。ワタクシの崇拝の対象が、一瞬だけカドモン様からバルデス兄貴に移ってしまいました。修行が足りないようです。
 

 

 
 どうやらクムラン先生がウェルド君救出の鍵を握っているようです。
 クムラン先生は、これでラスボス疑惑を晴らそうという腹積もりなのでしょうか。なかなかの策士ですね。
 
 

 
 あくまでウェルド君を抹殺しようとするファトゥムですが、バルデス兄貴のあまり信憑性の無い熱論に呆れ果てたのか、別の凶戦士を狩りに行くことにしました。
 
 対峙するバルデス兄貴とトチ狂ったウェルド君。
 オイゲンは凶戦士の動きを封じるなんて無謀だと、バルデス兄貴を止めようとしますが……
 
 激突するウェルド君とバルデス兄貴。
 
 

 一瞬の交錯のあと、ウェルド君はバルデス兄貴に組み敷かれるのでした。
 
 打ち所が悪かったのか、ウェルド君の意識はそこでブラックアウト。
 
 

 そのまま年代ジャンプしてしまうのでありました。






※町人の無念を晴らす!※
 
 
 
 気がつくと、そこは教会の一室でした。

 ねじりはちまきがトレードマークのティアラちゃん様が、ウェルド君の快復を喜んでくれています。
 あ、言い忘れていましたが、ティアラちゃん様は公式ガイドブックで年齢が17歳と明記されていたことを、ここに深くお詫び申し上げます。

 
 さて、一緒に病室に寝ている人たちの視線が、殺意に満ちています。
 冗談ではなく、本当に寝ているところをブッスリ刺されそうな勢いです。
 
 当然ですよね、狂戦士として町の人々を殺戮したあげく、傷を負ってここに収容されている人の多くも、いずれは剣の呪いで「殺して」しまうことになるのですから。
 そのくせ当人はピンピンしてて元通りに復活するというのだから、住人からは蛇蠍のごとく嫌われるも仕方ありませんよね。


 ネガティブなプレイスタイルっていうか、話の本筋がネガティブすぎるんですが、まぁ、これは意図してやったものではないので仕方ありません。
 




※復帰※ 

 針の筵のような療養生活を経た後、なんとか歩けるようになったウェルド君、いつ刺されるかわからないので、すぐにでも退院します。
 
 快復を喜んでくれるティアラちゃん様ですが、さらっと気になることを言います。

 
 
 
 どこの暗殺者の方ですか?

 ここまで尽くしてくれそうな人に、全く心当たりの無いウェルド君でした。
 
 

 さて、人目をはばかるようにして、自分の宿舎に逃げ帰ってきたウェルド君。
 宿の入り口で、新米冒険者の仲間たちが待ち構えていました。




 
 属性がロウやニュートラル系の皆々様が、総出で元殺戮者のウェルド君の退院を祝ってくれました。
 
  
 お前らの精神構造を疑います。
 どんだけおめでたい性格をしてるんだと。
 
 泣けてきます。涙が出てきます。
 け、決して嬉しくて泣いてるんじゃありませんからねっ。
 

 ちなみにここで祝ってくれる9人の仲間のうち、
 相性「悪い」が3人、
 相性「最悪」が6人もいました。
  
 たとえ心底では憎みあってても、祝うべき時はしっかり祝うという、こやつらの器の大きさにはびっくりです。決してテキスト容量のせいではないと信じたいものです。
 
 
 なぜウェルド君が復活できたのか、仲間が親切にも教えてくれます。
 
 事件の起きたあの日。
 相変わらずラスボス疑惑の晴れないクムラン先生が、遺跡の奥で紫の剣の装置を止めることで、ウェルド君たち4人の凶戦士は剣の呪縛から解き放たれることができました。(残りの二人はファトゥムが始末したそうです)

 それから4人は魂を失い、ほぼ仮死状態のような感じで生きていましたが、クムラン先生の知識やティアラちゃん様の思いつきのおかげで、彼らの魂を戻す方法が判ったのです。
 
 
 
 どうやら地下迷宮の奥深く、煉獄というところにあるシェオルの柱に、ウェルド君たちの魂が閉じ込められていたらしいのです。
 その柱をぶっ壊すことで、順次凶戦士になっていた人たちが目覚めていき、ウェルド君は3人目に復活したんだそうです。
 
 4人目……つまり、厨二病のディアスはまだ魂を失い眠ったまま。
 
 ウェルド君個人としては、ディアスなんざ心の底からどうでもいいのですが、どうも新米冒険者軍団…というか街の半数ぐらいの人が、バルデス兄貴の働きかけで、「シェオルの柱ぶっ壊す作戦」に参加してくれているようです。
 
 カルス・バスティードの街はそろいも揃って頭の中がおめでたい連中が揃っているようですが、まぁ彼らのおかげでウェルド君も復活できたことなので、とりあえずこの時点では彼らに協力するフリをすることにします。
 
 なんといってもウェルド君の目的はアザレ石を見つけて「俺様を不老不死にしろー」なので、彼らを利用できるだけ利用して、洞窟の先に進めるようになるに越したことは無いですからね。
 

 一通り話を聞いた後、ボッチャン騎士、アーサーからは
 「バルデスさんにお礼を言うのを忘れないようにね」と言われます。
 
 どうやら、凶戦士になったウェルド君たち冒険者を助けるために、バルデス兄貴は大きな代償を支払うことになったようなのです。



 
 ちょうどその流れで、バルデス兄貴の使いと名乗る男が宿に入ってきます。
 しかし、どうもこの男、挙動不審で怪しさ爆発です。
 
 本来ならおことわりしたいのですが、病み上がりで判断力の鈍っているウェルド君は、選択肢の表示もなしに、男にひょこひょこついて行ってしまいます。
 
 もう一人の主人公とも言えるパスカの野郎は、「ずいぶんいいタイミングだな」と、何かしら含みを持った独り言をつぶやきますが、
 
 お前、気づいてるんなら止めてくれ。






 
<続くかも>
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【ベアルファレス ネガティブプレイ日記】
 公式ガイドブックにプレミアがついてる件。
 ちょっとむしゃくしゃしてたので、思わず通販で買ってしまったではないか。
 
 でも、このプレイが終るまでは封印するつもり…
 

※僧侶サラ※
 太陽の神殿、最上階。 

 ゲーム開始直後の講習会でも教えられていたのですが、
 この神殿で手に入る『太陽の宝玉』を手に入れるまでは、ウェルド君たち新米冒険者は仮の居住権を与えられているに過ぎず、この試練をクリアしてはじめて、カルス・バスティードの街で人間らしい生活が送れる権利を与えられるのです。
 
 でも、この試練を乗り越えれば、つらく苦しい干し肉生活から抜け出せるということなのでしょう。ここが頑張りどころですね。
 
 
 
 さて、ここまでは結構楽勝ムード(ただし干し肉パワーのおかげ)で来れたウェルド君。
 
 しかし、問題の最上階でまたもや見覚えのある人物と遭遇します。
 
 
 
 

 向こうの通路からノコノコやってきたのは新米冒険者のサラちゃんです。いつぞやの時とまったく同じセリフですね。
 
  

 おじょーちゃん、こんなところひとりであるいてたらあぶないよフヒヒ、と鼻息を荒くするウェルド君ですが、彼女もまたこんな筋金入りの村娘みたいなナリして、この階層までたどり着いたということは、見かけによらずかなりの剛の者なのでしょう。

 

 彼女の話によると、シャルン(偽善者チームの女ボス)たちとはぐれてしまって心細かったということ。

 そんなうっかりさんのサラちゃんは、あろうことか相性の悪いはずのウェルド君と一緒に行動すると言い出します。

 いぶかしむウェルド君ですが、サラちゃんには理由がありました。
 ここの試練を手っ取り早くクリアして市民権を得ることで、カルス・バスティードの外にお金を送金できるようになります。はやくお金を送金したいという理由でウェルド君を誘ったと言うわけですね。
 
 つまるところお金の為、ということでしょうか。
 相手は別に誰でも良かったのでしょう。ウェルド君の背中に哀愁が漂っています。
 


 …そう言えば、サラちゃんは夜の酒場で働いてると、耳にしたことがあります。
 はて、荒くれ者相手にどんなお仕事をさせられてるのでしょうか?
 ぼくぜんぜんわかんないや。

 気になるウェルド君ですが、酒場のオイゲンが「あまり他人に関わるんじゃない」と言ってたのを思い出したので、深く追求するのはやめましょう。
 

 このゲーム、CEROレーティングは「A」ですしね!
 
 
 
 
 
 さて、無理やり仲間になってくれるサラちゃんですが、いざボス戦の前に…なぜかサラちゃんは唐突に自分語りに入ってしまいます。死亡フラグですか?
 
 
 
 はいはい、孤児院の経営が厳しくて、お金を稼ぎにきたんですよねー。
 司祭さんが援助してくれてても、やっぱり厳しいんですよねー。
 ここで稼いだお金で子供達に毛布とかおもちゃとか買ってあげるんですよねー。
 
 ここでの彼女の独り言は、やたら「お金、お金」というキーワードが耳につきます。なんつーかある意味、盗賊のジェシカより酷いですよサラちゃん。
 

 えー、そんで孤児院を経営してるお母さんの名前は、リンダさんとか言うんでしたっけねー。
 
 
 おおっと、これはウェルド君のまだ知らない情報でした。

 なんでワタクシが知っているかって?
 


 
 
前回、サラEDだったからだよ!






※徒労は避けたい※
 さて、ここでウェルド君は重大な決断を迫られます。
 
 ここの「太陽の宝玉」を一緒に入手するというイベント、いわば新米冒険者の卒業行事みたいなもので、もちろんその時一緒に協力して、苦労を分かち合った仲間にとっては、思い出深いイベントになってしまうでしょう。
 
 ……つまり、フラグ的なものが立ったり、好感度みたいなものが上がったりするきっかけになる……ということは……
 
 
 今回のネガティブプレイ、たとえ途中で進行不能になったり、バッドED(あるのかどうかすら不明ですが)になったとしても、それは全て一つの結末として受け入れる覚悟はできています。

 





 しかし、2回続けて、同じエンディングだけは見たくない
 
 
 
 サラちゃんとの遭遇はリセット&ロードで無かったことにして、一旦宿に戻って策を練ることにするウェルド君でした。



※宿屋※
 宿に戻ったウェルド君、どうやって先に進むべきか思案していましたが、ひとつの結論に達しました。
 
 サラはきっと救済キャラなのでしょう。

 「ときめも」とかにいましたよね、誰にも告白フラグが立たなかった時に出てくる緑色のストーカー女が。

 
 とりあえずサラだけは極力外したいというワタクシの意向のため、ウェルド君には別の仲間と一緒に行ってもらいます。
 

 しかし、皆の部屋に行って仲間に誘おうと試みるのですが、
 
 無視されたり
 暗殺者に間違えられたり
 非常識と罵られたり
 あまつさえパスカの野郎にはこんなこと言われたりします。
 
 
 
 
 相性が悪いせいなのか、午前3時に訪れたのがいけなかったのか、今の私には理解しかねます。
 

 厨二病の疑いがあるディアスさんは部屋にいなかったのですが、すぐに戻ってきました。



 どうやら厠に行っていたみたいです。
 当然断られるかと思いきや、なぜかクールガイな彼を仲間に引き入れることに成功してしまったので、あまり気は進みませんが、彼を連れ出して再び神殿の最上階を目指します。


※『鋼鉄の審問者』※
 やたら意味深な独り言の多いディアスさんです。



 せっかくだから話を聞いてやろうとしても怒られてしまいます。やはりディアスさんも午前3時に連れまわされるのには不服なのでしょうか。
 ウェルド君は48時間ダンジョンの中でトカゲ狩ってても平気なんですけどね。
 

 
 
 5ステージ目にして初の本格的なボス戦です。
 直接攻撃が一切効かず、壁や柱をぶつけないとダメージが通らないと言う謎仕様な防御耐性ですが、まぁアクションRPGなのでこういう要素を入れないといけなかったのでしょう。
 
 ディアスさんはいずれエターナルフォースブリザードを扱えるようになるらしいですが、現段階ではダメージ1で固定のしょっぱい冷気魔法しか使えないので、「オート干し肉使用係」としてウェルド君のバックアップに貢献してくれました。

 ボスにある程度ダメージを与えると、ジオングよろしく頭だけ分離しますが、この形態になると頭に直接攻撃が効くようになりました。端に追い込んでガッツンガッツン切り刻んでやります。
 
 
 
 
 ボスを撃破して、ついに「太陽の宝玉」をゲット。ディアスはまたなんか独り言いってますが、そのことを尋ねると例外なく「貴様には関係ない」というお決まりのセリフが返ってくるのが判りきっているので、もはやウェルド君は華麗にスルーすることで大人の対応を見せます。
 
 
 そして、「どこでもドア」が使える場所まで戻ろう……と珍しくウェルド君とディアスの意見が一致して、ボスの間から出ますが、どうも出た先は今まで通ってきた通路とは違う場所のようです。

 そして、通路の真ん中に在ったものは……
 
 


 
 
 
 そして、ここから……長い、長いイベントが始まるのでした。



 
 



<続くかも>
【ベアルファレス ネガティブプレイ記】
 
 がんばりたいですのぅ。


※情報収集※
 カルス・バスティードの町で情報収集することにしたウェルド君、下賤の民と話す前に、身を清めるために教会へと赴くことにしました。冒頭で指輪を盗んで以来、自発的に教会に行ったのは、はじめてのような気がします。
 

 
 
 教会の司祭、ティアラちゃん様はすっかりカルス・バスティードの女神様です。
 「8年前にこの町に来て以来~」という会話をどこかで耳にしましたが、年齢のことは聞かないほうが良いのかもしれませんね。
 


 教会の奥には、いつぞやの洞窟探索でお目にかかった助司祭のカドモン様が酒を呑んでおられました。
 ウェルド君を見るなり、床に<カァ~ッ、ペッ!>と唾をお吐きになる様は、まさに神ドット演出です。つまりカドモン様は神

 カドモン様に100ガルトを寄付することで、カルス・バスティードの住人について大変興味深いお話を聞くことができました。

 
 
 酒場のオヤジのオイゲンは、女房に財産を持ち逃げされたこと、
 ティアラちゃん様は、教皇から追われてこの地に逃げてきたこと、
 鍛冶屋は自分の武器で辻斬りしていたということ、
 バルデス兄貴はどうしようもないクソ野郎だということ、
 他にも怪しい毒術士の娘や、薄気味悪い不死人の姉弟の話などなど……
 
 カドモン様の言によれば、ここはろくでもない人間の掃きだめのようです。
 
 つまり住人の皆に何かしらの動機があるということですね?
 
  
 しかし、脅威の情報収集力をお持ちになるカドモン様にも、クムラン先生だけは付け入る隙が無く、ウェルド君に警戒するようにとのお言葉を頂戴します。
 なるほど…一見動機のないように見える人物が犯人だと……つまりクムラン先生ラスボス説ですね!
 
 カドモン様自身にまつわるお話もお聞きしましたが、なぜカドモン様がこのような掃きだめで助司祭などという身分に甘んじているかをお聞きになることはかないませんでした。ウェルド君の修行が足りなかったのでしょうね。精進せねば。



※毒術士※
 
 カドモン様から、「毒術士」の情報を聞いたウェルド君。
 いけ好かないパスカの野郎に一服盛ってやろうと考えたのか、サディーヤという毒術士の娘の店を訪れることにしました。

 


 めちゃくちゃ顔色悪いんですが、大丈夫なのでしょうか。

 とりあえず下剤のひとつでも購入しようとしたのですが、商品に並んでいるのはポーションだのハイポーションだの、お前はどこのFFの道具屋だ
 
 何のヒネリもないネーミングセンスにあきれたウェルド君ですが、結局のところ毒薬の一つも手に入れられないまま、店を後にしました。
 
 毒の一つも置いてないなんて、看板に偽りありすぎだろ……。




※学者先生※

 次に訪れたのは、カドモン様からラスボス疑惑をかけられたクムラン先生の家です。ここではトラップや魔法を購入することができます。
 
 
 
 しかしウェルド君、前世の記憶でトラップがクソの役にも立たなかったことを思い出して、ここでも何も買わないことにします。
 
 学者の家らしく、家の奥には開発者の自己満足もとい詳細な世界設定が記された書物がたくさんありますが、めんどくさくて途中で読むのをやめてしまいました。
 

 
※酒場にて※

 さて、カドモン様を除いては、たいした情報を得られなかったウェルド君ですが、とりあえず酒場に寄って見ることにします。
 普通のRPGであれば、情報収集ときたら酒場が定番なのでしょうが、ここカルス・バスティードの雑魚冒険者どもときたら、
 
 話す内容の
 2割がただの応援コメント
 4割が無視
 4割が理不尽な罵倒
 
 こんなんでは「話すコマンド」をしたくなくなります。なので、酒場は主にオイゲンに干し肉を買い取ってもらいにしか来ていませんでした。


 しかし、今回はイベントに巻き込まれてしまいます。

 
 
 
 
 酔っ払いAが、入店したウェルド君に向かって酒瓶を投げつけてきたのです。
 ウェルド君はなんといっても騎士階級、場所が場所ならこのような無礼者は即刻打ち首ですが、残念ながらここはカルス・バスティードという特殊な閉鎖環境です。
 じっとこらえることにします。
 
 
 その喧騒の最中に酒場に入ってきたのは「不死者ファトゥム」とかいうガキんちょ。
 ガキのクセに、やたら尊大な態度で酒場の主のオイゲンを探しています。邪気眼でも持っていそうな雰囲気です。
 
 ファトゥムに向かって同じように酒瓶を投げつける酔っ払いA。
 それを平然と無視するファトゥムですが、酔っ払いAが「化け物」「姉貴」というキーワードをファトゥムに浴びせると……
 
 
 
 逆鱗に触れてしまったのか、酔っ払いはファトゥムの魔法で打ちのめされてしまいました。
 他人事ですがいい気味ですね
 そしてファトゥムはシスコンらしい……と。

 
 
※オイゲンの語り※
 一悶着あったあと、オイゲンが酒場に戻ってきます。
 そしてオイゲンはウェルド君に、不死者たちの悲惨なお話を聞かせるのでした。
 
 地下都市アスラ・ファエルが見つかるきっかけとなった「アザレの石」……
 その光りを浴びたファトゥムたちアオゥル族の13人は、望まぬ形で不老不死になってしまったそうです。

 邪気眼ではなく三只眼パワーだったのですね
 
 3X3EYESなつかしいです。ピークは2巻のラストと、過去の記憶の頃の話ですかね。

 
 おっと、話が大幅にそれました。

 ファトゥムとその姉ナーダは貴族の玩具にされ、毎夜繰り返される残酷な行為に、姉が精神崩壊したところでポイ捨てされて地下牢に幽閉、さらにウン十年たったところを毒術士サディーヤに救われたとか。
 
 まぁ、不老不死目的でこの地にやってきたウェルド君にも、不死者が被った悲劇は多少考えさせられる問題ではありますが、まぁ戦闘力を53万くらいにしていれば、そういう野暮な問題は力ずくで解決できるでしょう。

 オイゲンさんが続けます。



「他人に関わるなっていつも言ってるこの俺が、どうして奴のことを話してるかわかるか?」
 
 
 何でですか? わかりません><

 

 

 ここのやりとりは重いです。
 さすが、女房に財産を持ち逃げされた男の言うことは一味違います。
 
 
 これ以上、彼らには関わらないようにと忠告されます。
 
 
 
 
 頼まれなくったって、あんな邪気眼ボーイとは関わりたくありません。
 変なフラグ立てなくないですしね。
 
 
 一通りイベントが済み、ふたたびまったりした酒場で武器を購入し、新章に望みます。
 
 



※『太陽の神殿』※

 4ステージ目もソロ進行。

 
 
 出現するザコは、突進とムチのような舌で攻撃してきます。軸ずらしで上手いこと回避できればたいしたこと無いんですが、理屈では判ってても上手く操作できないのですよ。
 これは年のせいでもあるし、あとPSPで操作してるし。PS3でもスクリーンショット録れればいいのによぉー。

 
 
 
 今回のプレイでは初の中ボス「ジェイコブ」。
 本来ならこの前に普通にボスがいたはずですけど……パスカたち偽善者軍団が倒してくれちゃったので。
 
 さて、こいつはグルグル回転してウェルド君をしつっこく追尾してくるのですが、その間は完全な無敵状態です。
 しかし、無機物っぽい外見のクセに疲労がたまるのか、回転をやめてレーザー攻撃に切り替えるタイミングがあるので、そこを狙って一撃一撃当てていけば倒せました。
 まぁ、仲間が居る場合なら勝手に回復アイテムを使ってくれちゃうシステムのせいで完全な力押しができるのですが、ソロプレイだとアイテム使用もいちいちメニューを開かなくてはならず、ジェイコブに壁に追い込まれて連続で体当たりを食らって、そのままウェルド君がお亡くなりになることが二度ほどありましたが、それ以外は特に問題なし。
 

※最上階へ?※
 
 

 
 一階をクリアしたら、そこは最上階だった。
 ちょっとテンポが速すぎて打ち切り漫画の最終回近くな感じで不安になります。
 犬と保健室は個人的には好きです。

 そんな不安をよそに、イベントが発生です。
 
 
 
 はて……なんていうか、デ・ジャ・ヴ と言う奴ですかね、コレは。
 →参考画像


【ベアルファレス ネガティブプレイ】
 果たしてエンディングを迎えられるかどうかもわからない。
 
 
※フラグが立った※

 しばらくすると、ボロ雑巾のような姿になった仲間たちが通路から出てきました。
 教会の司祭、ティアラちゃん様をどこでもドアでデリバリーして、傷ついた一行を癒してもらいます。
 主人公のウェルド君はもちろん戦闘していないのでノーダメージ!


 
 
 最後にパスカの野郎がレイアたんを背負って、通路からはいずる様に出てきました。
 極カオス主義のレイアたんを助けようとするパスカの行動が漢過ぎて、完全に主人公たるウォルド君を喰ってしまっています。

 それに、こんなイベントが用意されているから、某2ちゃんねるでパスカレイア派なる者の過激な書き込みがされたりするのです。
 そんなにカップリングが好きなら、聖戦の系譜でもやってれば良いのですよ!

 


 ともあれ、ティアラちゃん様のベホマで全員が回復しました。
 しかし、このベホマは被術者自身の気力とかそういうものに影響されたりするそうで、唱える本人にもなんで傷が回復するのか、いまいち原理が良くわかってないそうです。
 その話の流れで、ティアラちゃん様はさらっと不吉なことを仰いました。

「『紫の剣』で斬られた傷のように、治癒の魔法が全く効かないものもありますし……」
 
 パスカレイアのフラグだけでなく、とっても嫌な予感がする別のフラグが立ってしまったような気がしますが、これもゲームなので仕方ありませんよね。
 



※異議あり!※
 ティアラちゃん様は、もうひとつ深刻な話をしてくれます。
 
 この午前零時に開くゲート、同時に3人までしか入れないそうです。
 
 まぁ世の中には3人用のビデオというものが存在するらしいので、別になんら不思議ではありませんが、そういうことは早く言ってほしいものです。
 今回入れなかったメンバーは、また明日以降にここで時間つぶしをしないといけなくなるため、そのぶん遺跡の攻略が遅れてしまいます。
 

 ここでレイアたんを救出して調子に乗ってるパスカの野郎が、とんでもないことを言いやがります。
 

 
 
 
 
 異 議 あ り !
 
 
 一人で無謀に突っ込んでいったレイアたんも、その他の偽善者チームの面々がレイア救出に行ったのも、それはすべて個人の選択の上で危険を冒したわけです。
 
 助けに行かなかったウォルド君は、たしかにその事を周囲から非難されてもしかたがありません。

 だからと言って、ここでその「助けに行かなかった」という選択が、次の階層に行く権利にまで影響を与えるのは論理的におかしいはずです。
 奥の階層へ行く目的を持ち、その場に居合わせた冒険者全てには平等に権利が与えられなければいけません。
 くじ引きでも、ジャンケンでも、いいえ…一昔前のカルス・バスティード流の礼儀ならば剣で決着をつけても良いはずです。
 そもそもウェルド君には、ボス戦を回避してノーダメージという肉体的なアドバンテージもありますし、なにより他の平民から敬われるべき騎士身分なのです。
 
 パスカの野郎は、それらをすべて無視して、単に「お前KYだから、ハブられても仕方ないよな?」と感情論で言ってきているのです。
 

 ウェルド君がぶちきれて剣を抜かなかったのは、ティアラちゃん様の目の前で、血みどろの争いを見せたくなかったからでしょう。

 
 
  

 パスカの野郎が吐き捨てるように言いました。
 「じゃあお前一人で行けよ。俺たちは明日以降にするからさ」

 他の偽善者チームの面々も、同じ意見のようです。
 
 一同の軽蔑のまなざしを背中に浴びながら、ウェルド君は先に進むことにしました。


 

※アスラ・ファエルへ※
 
 長い長い廊下を、ウェルド君は独り進みます。  

 
 
 
 今までの洞窟はほんの通過点に過ぎず、この先にお宝と魔物の眠る地、太陽帝国の地下遺跡「アスラ・ファエル」が存在するのです。
 ウェルド君の戦いはこれからです。ご愛読ありがとうございます。
 

 今まで多くの新米冒険者仲間……いや、仲間と言うほど一緒に行動したこともありませんが……彼ら彼女らからの信頼を失い、本来発生するはずだったイベントやミッションをいくつもスルーしつつ、茨の道を乗り越えて、ようやく本当の冒険が始まろうとしています。
 
 ウェルド君の隣には、本来頼れるはずの仲間がひとりもいません。
 しかし、その代わりに、ポケットの中には干し肉を50個常備しています
 
 回復アイテムがあれば何も恐れるものはありません。
 恐いのはPSPの電池切れだけです。


 

 
 そして、いよいよアスラ・ファエルの入り口、第一神殿へと辿り着きました。


 本来なら誰もがその異様な光景に驚愕の言葉を発せざるを得ない状況なのですが、いかんせんウェルド君は中途半端にドラクエ型主人公(ごくまれにどうでもいい事をしゃべる)なので、無言のまま淡々とイベント進行です。
 寂しいですけど、そういうコンセプトなので仕方ありません。
 
 
 
 新しい地の探索に入る前に、ウェルド君は一旦村に戻ることにします。
 初見殺しの罠の危険性を、レイアたんの犠牲というかたちで目の当たりにしたために、初心に戻って村で情報収集をする気になったようです。
 

 このタイミングで仲間との相性をチェックしました。

 
 
 偽善者チームの面々との仲がどんどん悪くなっています。
 当然ですね、
 全仲間13人のうち、「最悪」が7人、「悪い」が4人になっていました。

 どこまで嫌われ道を突き進むことができるのでしょうか?
 
 


 ともあれ、一節「黒の羨道」は無事(?)に終了しました。

 次回から二節「アスラ・ファエル」編に入ります。


【ベルファレス ネガティブプレイ日記】

・とりあえず仲間から嫌われそうな行動をとり続ける。
・原則として単独行動。
・俺のプレイ歴はごり押しパワープレイで1週クリア。
・イベントや隠しエリアの発生条件等は、攻略サイトをチラ見した程度。


※翌朝※
 周囲の冷ややかな視線を後に、教会を追い出されるウェルド君。
 翌朝、パスカの野郎が部屋に入ってきます。
 
 
 
 ひととおり嫌味を言い、これからパスカ率いる偽善者チームは特効薬の原料を取りにいくとのことです。
 しかし、その原料となる葉っぱがある場所に行くには、幾つかの面倒な手順を踏まないといけないようで、その段取りみたいなのを一応ウェルド君にも伝えておくということらしいです。
 
 しかしウェルド君はまったく興味が無く、(パスカたちにとっては)大事な情報を、あろうことかスタートボタンでSKIPしてしまいました。
 
 
 今のウェルド君にとって必要なのは、仲間との絆などという不確かなものではなく、これからの戦いを生き抜くための経験値稼ぎと回復アイテムの調達なのです。

 
 仲間のメニュー画面を確認したところ、
 やたら人命救助を叫んでいたボッチャン騎士のアーサーや、
 さらには前回の依頼で一緒に大失敗したジェシカとの相性が「最悪」になったうえに、他に7人のメンバーも「悪い」まで下がっておりました。

 
 
 いい傾向ですね。



※干し肉ハンター※

 
 
 早速、トカゲがワンサカいた第一階層で稼ぎを行います。なんか左上にイベントのタイムリミットみたいなのが表示されていますが、薬の原料調達の依頼を断ったウェルド君には何の意味も成し得ません。


 何セットかトカゲ退治を繰り返したところである程度レベルもあがり、干し肉も50個くらいたまりました。
 干し肉は「使って良し売って良し」のスンバラシィアイテムなので余った分は酒場に売りに行きます。そのお金で防具を調達しようと考えたのです。
 


 しかし時刻は午前7時20分。
 オイゲンさんは2階の自室で椅子に座りながら大イビキをかいており、これでは商売になりません。
 業を煮やしたウェルド君は厨房をあさって、パンやら調理器具やらを大量にくすねることにします。犯人は盗賊のジェシカということにしましょう。

 
 
 敵に眠りを与える不思議なフライパンですが、この攻撃力の低さは、トカゲ退治の時に巣を刺激するにはちょうどいい感じです。(攻撃力が上がってしまうと、すぐに巣が壊れてトカゲの増殖が難しくなるのです)
 
 このフライパンは家宝にしましょう。



※遭遇※
 トカゲ退治から次のステップに移行するため、次のステージへと進みます。そこで出会ったのは新米冒険者の一人、厨二病っぽいふいんきプンプンのディアスさんです。
 
 
 
 彼もウェルドと同じで属性カオスの人間らしく、偽善者チームとは別行動をしています。
 
 たとえ似たようなスタンスだからといって仲間にするつもりは毛頭ありませんが、さる高貴なる人物の所業により、やむなく共闘することとなります。



 

 ひょっこり現れた教会の助司祭カドモン様。
 このお方は件の薬の材料を獲りに行くために必要なキーアイテムを、なんと僅か500ガルトで譲ってくれるとおっしゃいました。
 しかしウェルド君もディアスも薬の作成には興味が無く、ここで交渉は決裂…と思いきや。
 
 カドモン様は下の階に行くための扉にカギをかけたと仰せになられました。
 さらに、下に行きたければこのカギを600ガルトで譲ろうと提案してくださったのです。
 
 当然、そのありがたい申し出を受けるウェルド君、その600ガルトを稼ぐためにこのフロアのモンスターの掃討が始まるのですが、さらにカドモン様のありがたいアドバイス、「敵をまとめて倒すとボーナスが増える」というお言葉を頂戴して聖なる戦いに望むのでありました。


※『くだらない脅迫』※
 ステージ2。

 
 
 敵はブフマンという種族で、オスは逃げながら投石を仕掛けるかたわら、メスはゆっくり近づいてきてツメで攻撃と、女性上位の社会を形成しているようです。
 
 幸いにも、このフロアには敵にダメージを与える仕掛けが各所に用意されているので、逃げ惑うオスを一箇所に固めてスイッチオンすることで大量虐殺が可能となっているようです。
 
 
 
 
 600ガルトをカドモン様に奉納することで、無事ステージクリア。 
 

 
 
 ディアスがカドモン様に対して無礼なことを言っておりますが、確かにカルス・バスティードのルール的には「殺してでも奪い取る」でも良かったような気がします。
 しかしカドモン様は崇高なお方の為、そのようなことは考えることも許されません。
 
 心優しきカドモン様は、薬の原料を取るためのキーアイテムまでウェルドにくださいました。
 これを偽善者チームにチラつかせることで、彼らより優位に立つことができると考えたウェルド君、これを受け取って懐にしまいます。
 ディアスに理由を問われますが、テキトーにはぐらかしておきます。


※『羨道の住人』※
 
 成り行きで仲間になってしまったディアスですが、別に彼と仲良くなるつもりもさらさらありませんので、すぐに町に戻って彼とお別れします。

 ディアスは無言で去っていきました。
 

 今度こそオイゲンの酒場で干し肉をうっぱらってチェインメイルを購入。
 一人旅なので回復魔法もオートアイテム使用もできないので、一瞬の油断が命取り。固さ重視で攻略を進めます。
 

 
 3番目のステージは、特にイベントも無く進行。
 
 
 
 ここのフロアは通路が狭い上に、敵がウェルド君の攻撃範囲に入らないように位置取りしてくるので、アクション下手なワタクシにはなかなか厳しいです。教会の地下でパクった力の指輪のおかげで、死んだりすることはありませんでしたが。

 各部屋にあるスイッチを全て押すことで、ゴールへの扉が開きました。
 

※待機中※
 
 

 パスカ率いる偽善者チームと遭遇です。
 彼らはこの奥まで侵入しているということは、
 もう薬のことはあきらめたのでしょうか。案外冷たいのねん。
 
 それはともかく、先に行くには、ここのフロアで午前零時になるその瞬間を待たないといけないようなのです。
 その時刻になると、正解の扉だけがぴかぴか光り、それ以外の扉に入ると恐ろしいモンスターのフロアへ強制転送。そんな初見殺しの罠が張られていると言うのです。
 
 さすが偽善者チームですね、情報収集能力には一日の長があります。どうでもいいモブ村人と会話しまくって情報を得たのでしょうか。
 ウェルド君はまったく知らないでここに来てしまったので、彼らと遭遇したのはラッキーだったのかもしれません。

 とりあえず命拾いしたところで、時間が来るまで新米冒険者同士でダベリングすることになります。



※ギョワー※
 
 その時、ギョワーという恐ろしい悲鳴が聞こえました。
 
 いけ好かないパスカの野郎も、その声に気がついたようです。
 
 今度はギュアワーーと言うおぞましい悲鳴。
 
 パスカの野郎は、その声が新米冒険者の一人、レイアたんのものだと言い張ります。ウェルド君にはモンスターの声にしか聞こえませんでしたが。
 カオスサイドメンバーにして天上天下唯我独尊短気突撃自暴自棄のレイアたんもまた、情報収集を怠って、この初心者殺しの罠にひっかかったのでしょう。
 
 たくさんある扉のうち、どこからそのレイアたんとやらの悲鳴が聞こえるのか判りません。パニクったり、ヒステリったりするパーティメンバーを一喝し、パスカの野郎は通路の奥に耳を済ませます。
 

 

 
 探り当てたようです。
 パスカ、お前主人公でいいんじゃね?
 

 なんかパーティ分けも勝手に決められて、「俺について来い!」みたいなノリでパスカの野郎が仕切ってます。ますます気に食わないウェルド君です。

 そこでまたまた選択肢。
 
 


 
 


 やっぱりおことわる!


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