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SPA!という人が書いているブログのようなもの。主な内容は電波ですが、RPGツクールとか、ゲームの縛りプレイ(難度的なものではなく、嗜好的なもの)とか、やりたいことを適当に垂れ流しております。
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【ベアルファレス ネガティブプレイ日記】
 仕事帰りにカードをビルダーして、ボーダーをブレイクして、家帰った後はモダンなウォーフェアをする予定であった。

 しかし今日はビルダーで6戦6勝したあげくに、未入手だった新絵メイ・カーウィンをゲットできたので、他のゲームをやらずにネガティブプレイ記を書こう。
 


※生贄※
 
 バルデス兄貴が生贄に志願してしまいます。
 どういう理屈なのかわかりませんが、トンチキな聖書から得られたヒントよると、人の命を捧げなければ遺跡の奥に進むことはできないそうなのです。
 
 
 カルスの街の住人は、こぞってバルデス教の信者なので、兄貴の人柱宣言に対して、皆が一斉に考え直すように引き止めます。




 
 中にはこんなことをいう不貞の輩もいましたが、残念なことに発言者は名前無し冒険者の一人だったので、ウェルド君の「復讐するリスト」に記載することはできませんでしたクソが。

 
 「そいつらを守ってやってくれ」と、
 自らの死期が近いことを知りつつ、それでも新米冒険者(ウェルド君含む)を気にかけ、そして世界の未来の為に命を投げ出そうとするバルデス兄貴。
 その悲壮なケツイにはもはや誰も反論することなどできやしません。
 

 バルデス兄貴は、明日にでもクムラン先生と一緒に問題の『時の回廊』へ向かいます。これは既に決定事項なのです。

 
 

 いよいよ物語が本筋に近づいてきたようです。
 もっとも、ウェルド君の最終目的は「永遠の命を得ること」なのですが、その前に世界がエターなったら元も子もありません。
 否応無しに、世界を救う戦い(笑)に協力することになります。



※異端審問会※
 
 さて、この日は本当にたくさんのイベントが起きました。
 

 変な仮面とのボス戦、
 シェオルの柱の発見、
 レイアたんに超速で置き去りにされた件、
 かつての仲間、ディアスの訃報、
 クムラン先生の語る遺跡の真実、
 そしてバルデス兄貴の壮絶な決意……
  
 
 疲れた身体を引きずって、ようやく新米冒険者の宿舎へと帰ってきたウェルド君。
 
 しかし、彼を待っていたのは、パスカ達による異端審問会でした。
 
 
 
 
 
 なんてことでしょう。シェオルの柱をスルーしたのがバレバレです。
 それとも、この場にはいないレイアたんが、実は付き合ってるとウワサされるパスカの野郎にチクったのでしょうか。
 こンのクソカップルが!
 

 さすがに嘘を突き通すのは無理だと判断したウェルド君、パスカの詰問に素直にうなずくことにします。
 
 
 
 
 その途端、パスカやシャルンのような独善者から、ボロ雑巾のようにけなされてしまいました。
 
 こいつらの脳内では、間違いなく
 ディアス>>>|越えられない壁|>>>世界の人々
 になっているようなので今のワタクシめには理解することができません。
 

 たしかに、結果論的に言えば「ディアスの魂を解放する≠モンスターがさらに出現する」ということらしいです。
 ですが、事前にクムラン先生からあのような形で忠告されていれば、世界の為にディアスの魂なんか見捨てるでしょう? 誰だってそーする。俺だってそーする




 それでもなお食い下がり、パスカとシャルンは青臭い主張を声高にブチ撒けます。



 
 


 
 もうお前、黙れよ


 
 某タクティクスRPGの初プレイ時にバルマムッサの虐殺に参加したことのあるワタクシめにしてみれば「犠牲は必要悪だッ!」ってなモンです。



 さて、ブットンだ思考を持つパスカたちに辟易したのか、ボッチャン騎士のアーサーら、多少は現実的な思考ができる仲間からは、「ウェルドの選択も仕方が無かった」とフォローが入ります。
 
 
 
 さりげなく貴族アッピールをするアーサー君ですが、おかげで矛先がウェルド君独りから多少は外れたようです。

 偽善者チーム内でも否定的な意見を出されたことで、宿舎内はまるで真剣10代しゃべり場のような様相を見せます。
 


 なお、各人の意見調査の結果は以下の通りになります。

 「仲間を犠牲にするのは良くない派」…2人
 「世界のためには仕方が無かった派」…2人
 「どっちの言い分もある派」…3人
 「もうどうだっていい派」…1人
 「無回答」…1人

 
 
 
 ジェシカのこの無気力発言が、新米冒険者たちの絆とやらが、もはや破綻しつつある様を表しているようで、実に感慨深いものがあります。
 


 
 
 各人の議論が平行線をたどったところで、ずっと黙りこくっていた前世の嫁のサラちゃんが泣き出してしまいます。
 そうだね、ケンカはよくないね。ごめんね、本当にごめんね。

  
 サラちゃんの泣き落としが功を奏したのか、パスカの野郎がようやくその五月蝿い口を閉じました。
 

 そこで、宿舎の中が静まったタイミングを見計らったかのように、バルデス兄貴が登場。
 
 ホント、このオッサン空気読めすぎてなんか恐い

 そしてバルデス兄貴は、若者達の主張を「人それぞれだろ」というカタチで綺麗にまとめてくれました。



 
 そうですよね。ワタクシめも、どうしたらこのプレイ日記がちったぁ面白くなるか悩んでるんで、大丈夫ですよね。

 でも、仕事中に考えるのはダメだということに、最近になってようやく気がつきました。
 
 



※死出の朝※
 
 翌早朝。バルデスのお見送りをします。
 

 
 
 
 バルデス教の信者が、オイゲンの酒場に集まっています。
 さりげなく愛の告白アッーをしてる者もいますが、ここは泣く所です。


 皆にいつもの調子で声をかけ、オイゲン相手には軽口をたたきあい、そして……
 




 
 
 カルス・バスティード最強の漢、バルデス兄貴はいつもの調子で酒場を後にしました。
 
 
 
 そして、二度と戻ってくることは無かったのです。






※13日後※
 
 バルデス兄貴が『時の回廊』に向けて出発し、すでに13日が経ちました。
 
 その間、ウェルド君は冒険に出ることもなく、宿舎の部屋の中にひきこもっていたようです。
 まるで何かを待ち焦がれているような、そんな瞳を携えて。
 
 物音一つしない宿舎。
 誰もが、これから始まるであろう世界の命運をかけた戦いに、思いを馳せているのでしょうか。

 
 その静寂は、ある報せによって打ち破られました。
 宿舎のロビーに、先輩冒険者のドラ声が響き渡ります。
 


「クムラン先生が帰ってきたぞ!」
 

  
 
 
 まさにこの瞬間から、それまで「平穏」とか「日常」とか、そんなタイトルがつけられてそうな宿舎のBGMが変化します。
 
 
 悲壮、しかし確固な決意を感じさせる曲調。バルデス兄貴の遺志を継いでやる!という、そんな気持ちにさせてくれます。
 
 このBGMの「入り」による秀逸な演出は、RPGツクーラーなワタクシめも思わず息を呑んでしまうものがありました。
 
 



 ただし
 部屋を出入りするだけで
 BGMが途切れるのは
 絶対ダメ
 だと思います。






 さて、次回より第五節『時の回廊』です。
 
 このタイミングで各キャラとの相性を確認したところ……

 「最悪」…7人
 「悪い」…3人
 「普通」…2人
 でした。


 
 
 そして……
  
 ディアス(故人)のステータス画面は、セピアに色調変化しており……

 
 

 ディアスが、ゲームシステム的に死亡したことが確認されました。



 合掌。

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