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【前回のあらすじ】
イケメンナイツ登場!
【酒場のオヤジ】
「デスクルス城騎士団」といういかにもブッソーな名前の騎士団(中身はいい人でしたが)とパーテを組めるようになりました。
お次は、酒場のマスターと顔見知りになっておきます。
いかにもマスターって感じのマスターでした。
※このゲームに出てくるキャラクターのうちの何人かは、キャラデザをやってる人の別作品(小説?漫画?)からのゲスト出演とのことで、このオッサンもそうらしいです。
マスターからゲームのヒントや街の行ける場所なんかをサラッと聞き流すと、もうすぐにでもダンジョンへ入れるようです。サクサクですなぁ。余計なムービーやら回想シーンだとか、このゲームには必要なかったんや!
さっそくダンジョンに潜ろうとすると、同行するチームをリストから選択することになります。
先ほど知り合いになったばかりの騎士団チームをはじめ、他にもいろいろなチームがあるようですが、若干ネタバレ臭いチームがあるのはいかがなものか。
(チームを組めるようになってからはじめて、画面に開示されたほうが良いような気がする……)
しかたないので先ほどの騎士団チームを選ぶと、「おぜうさんが独りでダンジョンへ潜るなんて危険です!」とか騎士道精神あふれることを言ってくれ、無償で探索に加わることになりました。
なんか左側にいるハイラインさん、サララのリボンを頭につけているようにも見えるな…。
【はじめてのダンジョン】
「1階 始まりの間」
ダンジョンパートは、もはや現代では早々お目にかかれることも無い、いわゆる2Dフィールド見下ろしのシンボルエンカウントRPGになります。
×ボタンでダッシュ可能。ダッシュ中に敵と接触しても、陣形がフリーファイトになったりするなどのペナルティは特にありません。
結構親切なつくりですネ。
またダンジョンには、「草むら」や「タンス」、「ガイコツ」など、いかにもなんかありそうなオブジェクトが設置されています。
ゲーム内ではこれらのオブジェクトは「プロップ」と呼ばれ、○ボタンで調べることでアイテムを入手したり敵と戦闘になったりします。
「鉄のよろい」をゲット!
組んでいるパーティによって、拾えるアイテムの内容が変わるようです。
また、フロアを切り替えるとプロップは復活するようですので、行ったり来たりすれば簡単にアイテムを増やせるかも。
ゴミばかりでることもあるけど。
他にも、トゲや毒床、一方通行のがけなどの仕掛けが設置。(このSSはちょっと下層のものですが)これらは特定のアクセサリで無効化できたりします。
いちおう申し訳程度に、フロアに入るたびに階段の位置が変わるというプチ不思議なダンジョン要素もあるようですが……この要素は果たして必要だったのか?
【はじめての戦闘】
ウォォォ これはまた懐かしいふいんきの2Dフロントビューのターン式戦闘ではありませんか。
今となってはすっかり絶滅してしまったロールプレイングゲームのカタチではありますが、なんかそろそろ再評価されてもいいと思うんだ、ぼかぁ。
***
かわいらしいモンスターのデザインとは真逆に、ゲームバランスは(少なくとも最序盤は)かなりシンドイです。
LV1のサララさんはもとより、イケメンナイツたちも2~3発ダメージをもらうとヤヴァイです。
しかもやたらめったら被クリティカル率が高く、普通に全滅もあり得ます。
そんな時は…メガテンよろしくモンスターと「交渉」!
モンスターの大半はなぜかサララさんのことを商売人と認識しており、アイテムの取引をすることができます。
まぁ、貢物を要求したり、高価なアイテムとゴミアイテムのトレード(いわゆる鮫トレ)を持ちかけてくることもありますが……
持ち物20個までと制限されているため、回復アイテムをふくろに満載して踏破する戦術も取れないうえ、全滅してしまうとドラクエよろしく所持金半額のペナルティがあるので、危険なモンスターとは戦わずに交渉で回避していく必要もあります。
それにしても、エフェクトも地味~な戦闘です。
あ、なんかこの顔グラの表示を見て、SFC版の「スレイヤーズ」の戦闘を思い出しました。
あのゲームもオープニングと魔法エフェクトと一部の音楽だけは、いまでもワタシの記憶に残っていますね。
ストーリーは原作ともども忘却の彼方へ追いやってしまいましたが。
ドット絵、一枚絵も中々レベル高かったですね。歩行キャラはちっちゃすぎたけど。
この画面下部に顔グラ表示するRPGって、なんかツクールXP以降なニオイがする……。
【イベント部屋にて】
1階の部屋に入るとイベント発生。
道案内役の門番さんから、「きれいな石」は2階の「金月の間」にあるという情報を聞きました。
あー。そういえば初めての依頼(part2参照)で、ラスボスっぽい女の子から「きれいな石」を探すように言われてたんでしたっけか。
ちなみに「金月の間」はゴブリンに占領されていること。
1階層の敵を相手にするだけで、サララ一行は既に満身創痍のありさまです。まぁ自分の店の棚から「薬草」を引っ張り出すのを忘れていたこともありますし、今回の探索は「きれいな石」の情報を聞けたのを成果として、街に帰還することにしましょう。
「ちょっとゲームバランスやばくね?普通に死ぬんだけど」